「言いたいことを一方的に話してしまう」アスペルガー症候群の特徴

「話し相手に合わせる」
 
アスペルガー症候群の子供はこれがとても苦手です。
自分の語りたいことを話し続け、割り込まれるのを嫌い、相手の話を聞こうとしないことがあります。
話し出すといつまでも止まらず、周囲が困っていてもお構いなしです。1人で話し続け、逆に止めると怒ってしまうこともあります。これはアスペルガー症候群の特徴で、好きなことに夢中になりやすいのです。
自分の気持ちにとても正直なことは、本来とても素敵なことだと思いませんか?
好きなことに熱中することは誰にだってあることです。
そんな時、周囲の気持ちに鈍感になってしまうのは、決して「アスペルガー症候群だから」という訳ではないと思います。
しかし、いつもいつもそういうコミュニケーションを迫られると、周りにいる人は本当に困ってしまいます。

原因

◎興味の幅が狭く、一点に熱中しやすい
興味・関心の狭さは自閉症の特徴の一つです。
興味のある一点に集中し、それ以外にはまるで無関心という行動の特徴があります。
例えばテレビを見ていたとしましょう。画面の中の一つの道具にだけ関心を寄せたり、日付や数字にだけ注目する等、焦点を一点に絞るのです。ですから番組の内容や全体像は充分に把握できていません。
 
◎周囲が眼に入らず、単独行動をしてしまう
シングル・フォーカス、モノトラック…
自閉症に特有の「一点に集中する」特徴をこう表現します。
周囲の言葉に耳をかさないで、単独で行動することは、自閉症に顕著なシングル・フォーカスの特徴が関係しているのです。
ついわがままだと腹を立ててしまいがちですが、まずは周囲の人に合わせることの大切さを教えてあげるようにしていきましょう。

解決方法

お話してよい時、悪い時をわかり易く区別してみましょう
興味を持つこと、話したいという気持ちを持つことは大切なことなので、そういった子供の意欲を充分受け止めて対応していきます。
その際子供には言葉で示すより、より理解し易いように絵や写真、文字を使って具体的に示すことを念頭に置きましょう。
休憩時間や、ちょっとした空き時間に喋りたいだけ喋ることができる時間を作ってみましょう。
「時計の針がここまできたら、お話していいよ。」とか、「ここまできたらお話は終りだよ」など、わかり易く時計の絵を書くなどして見通しを示すと子供は安心します。決めた時間などの約束事を守れない場合は、話に耳を傾けるのを控え、約束の内容を再確認しましょう。
時間などの約束事を明確に認識することによって、我慢や忍耐力がついてきます。
そして話を聞く時は、興味の対象以外の話題を積極的に話しかけ、子供の興味の幅をひろげてあげましょう。

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